【大変貴重】鳥文斎栄之「若那初衣裳 大ひしや三花」美人画 浮世絵 額入 骨董品 日本画

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【作品名】「若那初衣裳」「大ひしや三花」「きくし」「きくの」★遺珠刊行会「秘蔵 浮世絵美人画撰」★【作品】木版画大判/錦絵【出版年月】寛政05(1793)・・ (~寛政6) と推測されます。【作者紹介】鳥文斎栄之(ちょうぶんさいえいし、細田栄之)の作品。(1756-1829)描かれている女性は大菱屋の遊女・三花。 「きくじ・きくの」は禿(かむろ=お付きの少女)の名前。【サイズ】作品 61.5x43cm【作品紹介】題の若那は若菜にかけて、正月七日の若菜摘みを連想させ、新春を象徴する語感をもたせております。初衣装は吉原遊君が正月晴着姿に着飾ることを意味しており、すなわち初春晴着姿の遊君を一枚一人ずつ描いた連作で、十二枚揃いかとされています。遺珠刊行会「名品おんな十二姿」。すべて坐像、バックは黄つぶし、栄之一流の艶雅な美人が品のよいポーズで登場しています。 掲出大ひしや三花もいかにも栄之らしい作柄の一図。大ひしやは吉原江戸町二丁目の大ひしや久右衛門。三花は吉原細見によると、寛政五、六年の分にはこの店の筆頭に出ている遊女だが同八年の分になるとその名が見えなくなります。したがって本図は寛政六年前後の作と見られます。きくじ、きくのとあるのは禿の名。膝にのせた箏を弾ずる三花の姿は、どこか中国画の高士弾琴図を思わせる雅致を見せ、打掛の黒が黄つぶしと照応して画面を引き緊めています。 ついでながらこのシリーズは当図のほかに、扇屋花人、若那屋しら露、静玉屋明石、岡本屋科照、兵庫屋三ッ浜、松葉屋染之助、丁字屋錦戸、竹屋歌巻、角玉屋玉菊、鶴屋篠原が知られています。古くて大変貴重なもので作品の状態は良好です。額縁はキズ、ヨゴレ、ヒヤケございます。【注意事項】★骨董品故の経年の細かいキズや色絵のスレ、額縁のキズ等があります。★現代物のような精巧な造りではありません。商品は写真をよくご覧になってからご購入くださいませ。★神経質な方は購入をお控えくださいませ。骨董品やアンティーク、古い時代物である事をご理解いただける方、そういった時の経過を風情や景色としてお楽しみ頂ける方よろしくお願いいたします。

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